広告メディアと商品との相性は?

広告メディアには様々なモノがある。

 

これらは、費用はもちろんそれぞれ違うわけだが、特性もそれぞれ異なる。

 

たとえばテレビCMは、広く世間に「こういう商品やサービスがありますよ」ということは伝えやすいけれど、その商品がどういうもので、誰の役に立つのか、その辺の情報は伝えにくい。

 

一方、webサイト・ホームページでは、広い世間に、自社の商品やサービスの存在を伝えるのには不向きであるが、商品やサービスを探してやってきた人に、その商品の情報を事細かに伝えることは可能である。

 

チラシやパンフレットも、購入を検討している人にとっては、スミからスミまで読まれる広告メディアだから、自社の商品やサービスの情報をしっかり伝える必要がある。

 

そういう風に、広告メディアにはそれぞれ特性があって、その特性を最大限に利用するような組み合わせによってマーケティングプランを組み立てる必要がある。

 

テレビやラジオの広告では何を伝え、案内広告では何を伝え、チラシやパンフレット、ホームページなどでは何を伝えるのか、広告メディアの特性に応じた伝えたい内容を考えないといけない。

 

何でもいいから広告を出せばよい、、というのは、資金の無駄遣いになってしまうので、気をつけないといけない。

 

テレビの広告効果は「デモンストレーション」

もちろん広告の王様は、テレビだという。

 

テレビは無料で見られるメディアだし、広い地域で見られるメディアである。

 

そしてテレビ広告でもっとも効果が高いのは、デモンストレーションCMだという。

 

テレビショッピングが盛んなのは、テレビで商品のデモンストレーションを行っているからで、それによって商品の大まかな雰囲気というモノがつかめる。

 

一方、「ラジオ」は、ラジオを聞く人と1対1の関係になると言う。

 

部屋で一人でラジオを聞く場合も、車でラジオを聞く場合も、リスナーはラジオ・パーソナリティ(ラジオの出演者)のすぐ横にいるような気分で聞くことになる。

 

人々は、ラジオにある種の親近感を抱いていて、テレビとはまた違った気分でラジオを聞いているらしい。

 

テレビは、何が起こるか見逃すまいとして見るが、ラジオは何も見なくても良いから、耳だけあけておけばよい。

 

テレビ画面に振り返る必要もないし、目を閉じていても良い。

 

そういうラジオで繰り返し商品に関連した話が流れると、リスナーは商品に対し、親近感を持つのは当然だろう。

 

新聞や雑誌は、読者がじっくり読むには良いツールだということだ。

 

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