従業員が集客に目の色を変えると?

従業員をセールスマンに仕立て上げると、かえってリスクを大きくする可能性があります。

 

従業員が集客に目の色を変えてしまうと、サービスの質が低下してしまうんですね。

 

たとえばもし仮に、全ての従業員に新しいお客さんを連れてくることに対して、何らかの報酬なりインセンティブを与えると、そこでお客さんに対する目の色が変わってきたりします。

 

もちろん、そこでお金や手柄に執着する従業員と、そうでもない従業員がいるわけですが、執着する従業員は、お客さんを差別しかねません。

 

彼らにとっては、新しいお客さんを連れてきてくれるお客さんが自分に利益をもたらしてくれる存在であり、連れてきてくれないお客さんはダメなお客さんだってコトになるからですね。

 

そしてそれは、新しいお客さんを連れてきてくれるお客さんをひいきし、そうでないお客さんを粗末に扱うと言うことになりかねないわけです。

 

実際、お店の利益を上げてくれるのは、新規顧客を連れてきてくれるお客さんだというのは確かなことなんです。

 

しかしだからといって、連れてきてくれないお客さんに不快な思いをさせるようであれば、それは悪い口コミとして広まりかねないから、非常に危険なことなんです。

 

営業担当でない従業員には、それよりお客さんの目線に立ったサービスを提供することを第一に実践してもらわないといけないですね。

 

自分の利益のために目の色を変える人は、ものすごく下品に見えますしね。

 

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