チラシとパンフレット、何が違う?

ゲリラマーケティングの本では、巡回訪問の次に私信・テレフォンマーケティングと続いているが、都合によりチラシの所に飛ぶことにする。

 

でさて、チラシとパンフレット、何が違うかというと、この筆者の分類では、情報量の大きさ、、ってことになる。

 

小さな紙に片面だけ印刷されたモノがチラシで、裏表に情報がぎっしり詰まったモノがパンフレット。

 

大きな用紙を4つ折りにしたモノもパンフレットに含めるという。

 

チラシには、提供する商品やサービスについて、できるだけ簡潔に表現し、何をすればその商品やサービスを購入できるかを書いておく。

 

ヘッドラインとイラスト一つ、画像一つでもよく、会社名、営業時間、電話番号、FAX番号、店舗の位置など、必要最小限の情報を載せるだけ。

 

一方、パンフレットには、売りたい商品やサービスについて、写真入りで詳細な情報を載せておく。

 

形としては、4ページとか8ページと言ったように、4の倍数で構成する。

 

使う用紙もやや厚めのしっかりした用紙を用いる。

 

これって、「1回きりのお客様」を「100回客」に育てなさい! (DO BOOKS)に載っている「配布メニュー」と言うヤツだ。

 

チラシは様々な場所に置いてもらい、様々なルートで配る。

 

「資料請求」を促す内容でも良い。

 

1ページで伝えたい内容は一つにする。

パンフレットを作る際に、中身はチラシなどと共通させるとよい。

 

マーケティングとは、繰り返しになるが、自社のメッセージを繰り返し見込み客に伝えることだから、パンフレットもチラシも、ホームページも案内広告も、基本的に同じフレーズで行かないと効果が薄れる。

 

社長も従業員も毎日同じモノを見ていると、どうしても変えたくなってしまうものだが、お客さんは別に飽きていないので、変える必要はない。

 

お客さんの頭に刷り込むように、繰り返し同じ事を書いておく。

 

で、パンフレットには、お客さんが知りたい情報に関しては全て書いておく。

 

表紙のあとには、誰がその商品やサービスを提供するのか、会社の責任者や担当者の写真を載せる。

 

会社の略歴や、これまで成し遂げた仕事に関しても書いておく。

 

もちろんこれを売るわけではないので、地味にまとめておけばよいが、親しみを持ってもらうために、主要スタッフの顔写真があった方がよい。

 

3ページ目からは、自社で提供している商品やサービスを一つずつ紹介していく。

 

その商品やサービスがどのようなもので、誰が使うと効果的か。

 

実際に使ってみている様子や、お客様の声などを載せる。

 

原則として、一つのページには一つの商品やサービスだけ載せる。

 

見開き2ページで紹介してもよい。

 

パンフレットは、安っぽく見えないように、しっかり作り込んだ方がよい。

 

そうして一番最後に、連絡先などの情報を、ハッキリ大きく書く。

 

どうやってコンタクトをとればよいか、受付時間はいつか、ハッキリ大きく書く。

 

これが肝要だ。

 

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