このページの目次

ゲリラマーケティングとは?

さて、最初にこんなコトが書いてあります。

 

「小さな企業というのは、大企業を小さくしたものではない」これって当たり前のコトのようですが、マーケティングの世界では、そう言う認識がないようです。

 

というのもマーケティングは基本的に、大企業のための販売理論や販売手法にフォーカスされているモノだからだと言います。

 

大企業というのは、マーケティングのために、人を雇ったり外注したりすることができます。

 

またCMが必要ならばテレビCMからチラシまで、何でも行うことができます。

 

しかし小企業にそれができるかというと、まず無理ですね。

 

なぜかというと「予算制約」があるからです。

 

過去に私のメルマガを読んで下さっていた方は、もしかするとピンと来るかも知れません。

 

「フィッシャーの予算制約式」って理論がありました。

 

これです:フィッシャーの予算制約うわ4年前には、こんな訳の分からんコトを書いていたのか(笑)と言う感じですが、要するにフィッシャーという人が言うには、消費者が今、お金を消費するか貯蓄するかを判断するのは、今持っているお金の多い少ないによって決まるのではなく、将来の収入の見通しによるってことですね。

 

将来、たくさん稼げると考えると、手持ちのお金はドンドン消費してしまうし、逆にあまり稼げないと考えると、貯蓄に回すってことです。

 

そしてまた現在いくら借り入れることができるかということによっても、その判断が変わるってコトです。

 

大企業の場合、すでにブランド力があるので、とりあえず売り上げの見込みが立つわけです。

 

そして資金調達の方法も色々ありますので、借り入れ制約も小さい。

 

なのでマーケティングにお金をドンドン注ぎ込めますが、小企業の場合、販売の見込みも立たないし、借り入れ制約も大きいので、マーケティングにそんなに大きな資金は使えない。

 

なので小企業には大企業とは全く別の小企業のためのマーケティングを考えなければならない。

 

つまりそれが「ゲリラマーケティング」だってことですね。

 

じゃあ、ゲリラマーケティングで一番大事なことは何か?それはまた次回のお楽しみ、ということでよろしく。

 

NEXT:小企業の予算制約とは

広告


Twitter
Facebook
LINE
はてな
ポケット