懸賞やコンテストを開いて集客せよ
集客や顧客管理のために、懸賞やコンテストも使うことも考えるべきだ。
懸賞とは、福引きのようなものでも良いし、まとめて抽選するようなモノでも良い。
お店で買い物すると応募券を1枚渡すとか、来店するだけで応募できるとか、その辺はまあ自由である。
コンテストは、母の日とか父の日の似顔絵コンテストだとか、敬老の日のおじいさん・お婆さんに宛てた手紙のコンテストだとか、そう言うものでよい。
懸賞やコンテストを実施するお知らせはチラシやはがきでも良いが、応募を受け付けるための応募箱は必ず店内に置く。
また結果発表も店頭で発表し、商品の受け取りに来店を促す。
また参加してくれた人には、もれなく参加賞として粗品や割引券を進呈し、これもお店で渡すようにして来店を促す必要がある。
少なくとも応募者が支払ったコスト分くらいは、返してあげれば損した気分にはならないはずだ。
つまり参加条件にかかわらず、懸賞に参加するためには来店しないといけない様に図る。
来店すれば、それだけ販売機会が増えるわけだし、接触頻度も増える。
また参加賞に関連したグッズを販売することを考えても良い。
観葉植物の苗木を無料プレゼントするなら、植木鉢や肥料などのセットも用意しておくなど。
ただ懸賞やコンテストで、儲ける必要などない。
と言うのも懸賞やコンテストを開く目的は、テキストによると(1)お店からのお知らせを送る郵送リストを集める(2)お客さんを区分けする(3)来店を促すと言うことなのだ。
つまりお知らせなどを送っても良い顧客リストさえ取れれば、あとで売り上げにつなげる手段はいくらでもある。
FSP(フリークエント・ショッパー・プログラム)で、顧客カードなどを使っているなら、懸賞の効果なども測定できるだろう。
もちろんせっかく来店してもらったのだから、何か買ってもらう努力はしておく必要があるが。
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