広告をプロに頼まなければならない理由
広告は、大手企業と並べても遜色のないモノにしなければならない。
理由は、売りたい商品やサービスが、大手企業のモノと遜色ないように見てもらうためである。
少し古い話になるが、カネボウ化粧品が、売り上げシェアを伸ばしたのも、広告に重点を置いたからだという。
業界ダントツでトップであった資生堂に、いかにして立ち向かえばよいかと考えたときに、営業力では足元にも及ばないが、広告のセンスなら肩を並べられることに気づいた。
そして有名タレントと一流のスタッフを採用して広告媒体のレベルを資生堂並みにした結果、シェアが伸びたという。
小さな企業だからといって、広告を企業規模の大小に合わせる必要はない。
競合他社のチラシやパンフレットの中に自分のお店のモノを混ぜてみて、劣って見えるようならば、改善して見劣りしないモノにしないといけない。
テキストによるとチラシやパンフレット、新聞広告やPOPなどの印刷物には、次の7つの専門性が必要であるという。
- アイデア
- コピーライティング
- グラフィック(図形)
- 絵柄(画像)
- タイポグラフィー(活字)
- ペイストアップ
- フォトスタッティング
プロが撮った写真を使え
自分のお店のチラシやパンフレットを、競合他社の中に混ぜてみて、劣って見えるようならば、すぐに改善しなければならない。
チラシやパンフレットの画像の見栄えが良くなければ、プロに撮り直してもらうか、広告用の画像を買って使えばよい。
チラシやパンフレットにつかう画像は、できれば自前の画像が良いが、お客さんなどの画像は使えないし、イメージ画像のようなモノはなかなかない。
なので自分のお店の外観や内装、商品などはデジカメで撮影して、イメージ画像のようなモノは画像集の画像を利用すればよい。
たったそれだけでも、チラシの見栄えはかなり変わってしまうものだ。
チラシやパンフレット、ホームページに使う画像など、実は1万円も出せば、かなり良いモノが手に入ってしまう。
たとえばこのサイトに使っている画像は、『素材辞典』という素材画像集のモノを縮小して使っているが、これは元々チラシやパンフレットにつかう目的のプロが撮った画像である。
プロが広告素材として撮影した画像集であるから、アマチュアの画像とはやはりかなり違うし、当然の事ながら、チラシやパンフレットに使うことができる。
こういう画像集を手に入れて、片っ端から画像を見ていくと、どこかで見たような画像がたくさん見つかるので、遠慮せずに使えばよい。
もちろん広告写真のプロに、広告用画像を撮ってもらってもよいが、人物の写真を広告に載せる場合は、使うたびに許可が必要だったりして面倒だ。
→チラシ・パンフレットに使える素材辞典※どんな画像があるかは、こちらで確認できます。