ノベルティ・マーケティングとは?
ノンメディア・マーケティングの第一は、ノベルティ・マーケティングだ。
ノンメディア・マーケティングとは、メディア、いわゆる広告の類を使わないマーケティングである。
新聞広告や折り込み広告、チラシやパンフレット、テレビやラジオと言った媒体(メディア)を使わずに自社の名前や商品名を見込み客にアピールする。
これをノンメディア・マーケティングと読んでいるわけだ。
で、その最初がノベルティを使ったマーケティングって事になる。
ノベルティ・マーケティングというのは簡単に言うと、自社の名前や商品名が入った粗品を配るってことだ。
サービス業なら、自社の名前、住所、電話番号などの情報を刷り込んだノベルティを配る。
たとえばカレンダーとか、クリップとか、ボールペンだとか定規のような文房具だとか。
モノを売りたいのなら、無料サンプルや無料のオマケのようなもの。
売りたいモノに近いモノをノベルティとして提供すれば、そう言うモノが必要になったとき、第一にそのモノをイメージしてもらえるかも知れない。
なんだ、そんなことか、、、という風に思うかも知れないが、意外とこれが効果的だったりするわけだね。
なぜかというと、上手にノベルティグッズを配ることができれば、自社の広告の入ったグッズが見込み客のすぐ近くに常にあると言う状態になるわけだから。
マーケティングは25回以上、見込み客に自社の名前や商品名を見せることだ、という話は最初に出てきたが、見込み客の身近に自社のノベルティグッズを置いてもらうことができれば、あっという間に25回以上、自社の広告を見てもらうことができてしまうわけだから。
効果的なノベルティ・グッズを選ぶには?
ノベルティグッズは、上手くノベルティを配ることができると、お客さんのすぐ目の前に自社の広告をぶら下げるようなことができる。
マーケティングの第一歩は、自社の企業名や商品名をまず知ってもらい、それに親しみを覚えてもらうことだ。
それによって「一度アレを試してみようか」という風にお客さんは考え、自社のサービスや商品を購入することを検討する。
なので、どういうノベルティを配ればよいか、これはかなりの思案のしどころと言うことになる。
適当に考えて適当に配ったりすると、お客さんの目の前に広告を置かせてもらうどころか、すぐにどこかに捨て置かれたり、どこかに紛れたりして目論見が外れてしまうことになる。
なので効果的なノベルティを是非とも作りたいモノであるが、一体何にすればよいのだろう。
効果的なノベルティグッズを選ぶ方法はないものか?そのヒントが、ゲリラマーケティングのテキストに載っていた。
その効果的なノベルティグッズを選ぶ方法とは、「ノベルティグッズを扱っている会社に聞く」。
つまりノベルティグッズを扱っている営業さんに、同業他社がどのようなノベルティグッズを使っているか、尋ねればいいって事だ。
同業他社が繰り返し使っているノベルティグッズであれば、それが一つのヒントとなる。
同業他社もバカじゃないから、効果の見込めないようなノベルティグッズは発注しないだろう。
なのでそれをうまく聞き出せばいいわけだ。
もちろん自社のノベルティをまるっきり同じにしなくても良いが、似たラインを探れば自社にピッタリのノベルティグッズが見つかるかも知れないって事だね。
ただし、グッズを扱っている営業さんが売りたい商品は、選ばないようにしないと、効果がないモノをつかませられる可能性もあるので、その辺は慎重に。
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