広告は、一貫性が大事!
マーケティングは、とにかく25回以上、自社の広告をお客さんに見せればよい。
そうシンプルに考えることにします。
となると、やってはいけないのは、途中で広告を変えることですね。
伝えたい内容があれば、それを根気強く25回以上見せないとお客さんはそれを認知しないし好感も持たない。
そういうことなら、広告をコロコロ変えていたら、認知されるまでにまた別の広告に変わっています。
広告のイメージやセールスレターは、とにかく一貫性のあるように作らないと、せっかく認知されかかっていたのに、マーケティングを振り出しに戻すことになります。
そしてまた、従業員にも自社のイメージや、お客さんに向けて発信しているメッセージを理解させ、徹底させることが必要になるわけです。
従業員は、飽きて当たり前!
マーケティングとは、25回以上、お客さんに自社の広告やメッセージなどを見せること。
だから広告やメッセージが認知されるまで、根気よくマーケティングに取り組まないといけないわけです。
ところがすぐに結果が出ないと、変えたくなってしまうんですね。
広告も変えたくなるし、メッセージも変えたくなる。
しかしここで変えると、そこまでの投資はムダになります。
ここをグッとこらえて続行しないと、せっかく認知されかかっていたとしても、振り出しに戻してしまうことになります。
しかしやっぱり効果がすぐでないと、変えたくなる。
そうなる理由は簡単で、経営者も従業員も自社の広告に「飽きる」んですね。
自社の広告は、毎日見ているモノだから、一ヶ月もすれば飽きてしまう。
飽きてしまうと、新しいモノが欲しくなるので、一年間継続して、ずっと続けることができないわけです。
だけどお客さんの側は、そうでもないんですね。
なぜかというと、そんなに接触回数がないから。
たとえ一週間に一回、広告を目にするとしても、飽きるまでには、従業員の7倍以上かかります。
興味がなければ広告は目に入りませんから、実は飽きられたりはしないってことですね。
「商い」は「飽きない」ことだと言われるのに通じますね。
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