販促グッズをくれる出版社もある
雑誌広告を出すメリットは、一流雑誌に広告が掲載されたと言うことを、新規顧客宛の販促ツールとして使えると言うことである。
雑誌によっては「●●誌に掲載されました」という宣伝用の画像をくれるところもあるとテキストにはある。
アメリカの雑誌って言うのは、そう言うところにも気を配っているんだね。
雑誌の出版者側として考えてみれば、広告出向主というのは貴重なお客さんであるし、広告収入は雑誌販売収入と並ぶ大きな収入だ。
そして自社の雑誌の表紙が、お店の一番良いところに張出されれば、お店の宣伝になるだけでなく、逆に雑誌の宣伝にもなるわけだから、ただで宣伝してもらっていると考えているのかも知れない。
となると出版者側としても、販促グッズを提供するのは妥当な選択だろう。
最近たくさんあるフリーペーパー(無料の薄っぺらい雑誌)だって、広告収入だけで雑誌を作っているわけだから、読者より広告主が大事だと思っている出版社だってあるんだろう。
雑誌広告出稿の利点はターゲットを絞れること
雑誌広告を出すメリットは、もちろん雑誌に掲載されたことを販促に生かせるだけではない。
雑誌というのは読者層がある程度決まっているので、狙っている市場向けに広告を出せると言うことだ。
一般の新聞なら、色んな人が読むわけだから、いわば色んな魚が泳いでいる群れに、手当たり次第に撒き餌をまくようなものだ。
それに対して雑誌というのは、それを購入する層が決まっていて、しかもリピーターがたくさんいる。
若者向けのファッション雑誌なら、若いファッションに興味のある人が読むわけだから、ファッションにプラスするとよいアイテムや、若い人が悩んでいることを解決する商品の広告なら、ドンピシャだ。
一方、健康や介護関係の商品やサービスなら、健康や介護関係の雑誌に広告を出すと良い。
こういった雑誌は意外と多く発行されているし、病院や薬局などの雑誌スタンドに、何ヶ月分もずっと並べられていたりする。
こういうところに置かれる、時間待ちのための暇つぶしに、誰かが必ず読んでくれるので、広告の効果が長続きする。
- 読者の属性が限定できる
- 広告の効果が長続きする
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