無料セミナーの効果

自社の商品やサービスを販売するために、無料セミナーを開いて、自社の商品やサービスを見せるという方法もある。

 

無料セミナーでナニをするかというとデモンストレーションである。

 

テレビショッピングなんかでやっている、あれだね。

 

テレビショッピングでは、いろんなものを売っているわけだが、実際に商品を触ることができない。

 

が、パーティなどを開いて、そこでデモンストレーションを行うと、実際に商品やサービスを体験できるので、かなりいい商売になるのだという。

 

パーティの会場費とちょっとした軽食を出すだけで、何十万も売り上げが上がるなら、やらない手はないだろう。

 

…と書いてある。

 

日本のような、立派なホテルで開催するパーティなら、お金がかかってしようがないだろうが、アメリカの場合は、もっと気楽にパーティが行われているのかも知れない。

 

あるいは商品単価が高く、利幅が大きければこういうのもありだろうか。

 

無料セミナーから有料セミナーへ誘導する

無料セミナーのやり方としては、最初の45分はレクチャー(講義)を行い啓蒙活動を行う。

 

そのあとの15分くらいは、自分の高額な商品のデモンストレーションだ。

 

最初に何らかの知識を与えておいて、後の方では自社の商品やサービスがそれに役立つという形でアピールするわけだね。

 

特に高額セミナーというのは、よほど知名度が高くないと、そう簡単には受講者は現れない。

 

アメリカでは著名な投資家のセミナーや、著名な投資家に質問できる権利が目が飛び出るくらいの高価な値段で売り出されているが、あれはもう著名であることと、お金儲けの話であることが前提の商品・サービスだろう。

 

無名のモノが同じ事を真似してみても、まず誰も購入する気は起こさないはず。

 

だからまず無料セミナーを開催して、どういうものかを体験させ、続きを知りたい人だけ集めて有料のセミナーを行う。

 

学習塾の無料体験授業と同じやり方だ。

 

無料体験で学習塾に通う癖をつければ、あとはお金をもらって教えることは簡単になる。

 

コストパフォーマンスが良くなければ入塾しないだろうが、タカがわかればお金を出しても良いと考える人も何割か出てくるってことだね。

 

NEXT:無料セミナーの損得勘定

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