この商品やサービスは、一体誰のためのモノ?
ゲリラマーケティングを読む。
ここからは、第4章のマーケティング・プランを立てるという話に入っていく。
マーケティングを成功させ利益を上げるには、利益を上げてあたりまえのマーケティング・プランを立てないといけない。
少なくとも半年や一年はこのプランでいくわけだから、用意周到に、考え得るコトには全て対応策を練っておかないといけない。
もちろんそれには、様々な調査・リサーチが必要になってくる。
そして決めなければならないこともたくさんある。
その第一が、「ポジショニング」だという。
ポジショニングというのは、自社の商品やサービスで、その市場を狙うかと言うことだという。
女性向けの商品なら、どういう女性の、どういうときに使うモノなのか、どういった効果を目指したものなのか。
年代はどの年代で、所得はどれくらいで、どういう生活や趣味を持っている人が対象なのか。
そういうターゲットをハッキリさせるのが、ポジショニングと言うことだ。
自社の商品やサービスは、どのマーケットで、どういう位置にいるのか?
自社の商品やサービスのポジショニングするには、その商品やサービスが、どのマーケットのどの位置にいるのか考えることが重要だという。
その商品やサービスの目的その商品やサービスの強みと弱みその商品やサービスの競争相手その商品やサービスのターゲット市場その商品やサービスの市場のニーズそしてトレンド。
こう言ったことが、自社の商品やサービスのポジションを決める。
一つの商品やサービスが、一つのマーケットだけを対象としているとも限らない。
一つの商品が、2つ以上のマーケットで売れることも良くある。
たとえば女性の生理用紙ナプキンも、痔の男性に使われているという。
血を吸い取って漏らさないようにしてくれるという機能は、生理用紙ナプキンにも、切れ痔のオジサンにも必要だからだ。
「ゲリラの定理」によると、こういう市場をたくさんつかむことこそが、利益を増やすコツだという。
そして21世紀に有望な市場とは、高齢者・女性・小数民族だという。
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