25回、広告を見せろ!

ゲリラマーケティングの本によると、マーケティングは、ザイオンス効果をベースに、お客さんに25回以上、広告を見せればよいと言うことになります。

 

なので取り組むべきコトは、自分のお店や自分の企業の広告を、いかに25回以上、将来のお客さん候補に見せるかっていうことですね。

 

最初は広告に気づいてもらい、次は広告を吟味してもらい、最後は資料請求や電話、来店という行動を起こしてもらう。

 

自分のお店や企業の商品やサービスを必要としている人に、自分のお店や企業を認知してもらい、さらに自分のお店や企業の商品やサービスを選んでもらう。

 

マーケティングというのはそう言うことで、セールスマンを教育して押し売りしたりするモノではないってわけですね。

 

マーケティングは、広告をとにかく25回以上、将来のお客さんに見せればいいんだ、と、とりあえずシンプルに理解しておきます。

 

だからマーケティングプランを実行して、効果が出始めるのは、3ヶ月以上あとになるってコトですね。

 

新規開店前から、宣伝しているわけ

そう言えば、たまに新しくお店ができるとき、オープンの数ヶ月前からもう、看板が出ていたり、宣伝ビラが貼ってあることも多いですね。

 

私が住んでいる横浜青葉台の駅前にも、新しい大きなフィットネスクラブができたんですが、ビルが建つ前からもう、大きな看板が出ていました。

 

そこにはまだ建物すらない状態なのに、中の設備の写真まで載せてあって、どういう施設なのかという説明まで、ありました。

 

「こんな早くから宣伝して、気が早いな」なんて思ってみていましたが、25回以上、広告を見せるためだと考えると、別に早くないってコトですね。

 

毎日前を通っていても、看板がでているのに気づくまでに何週間もかかるし、意識して再度見たりするまでにも、さらに何週間もかかったりしますから。

 

そうやってお客さんに認知されるまでに実際のところ何週間もかかるから、オープンのかなり前から広告を打ちはじめるってことのようです。

 

逆に言うと、完成直前だけに広告を打っても、それがお客さんの目にとまるまでには、何週間もかかることになります。

 

こう言うことを知らなければ、華々しくオープンしても最初の3ヶ月は閑古鳥状態が続くってコトですね。

 

最近は、テレビでパチンコの新台のCMが、導入の3ヶ月も前から流れていますが、あれも実はそう言うことだったんですね。

 

お客さんに認知されるには、時間がかかるんですね。

 

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