マーケティング手段の選び方

見込み客(=将来お客になる可能性のある人)が明確になり、その人へ伝えたいメッセージが決まったら、次はマーケティング手段を選ぶということになる。

 

マーケティング手段の選び方としては、まず、どの広告メディアをどのくらい使うかということである。

 

広告メディアというのは、駅やバス停にある案内広告から、新聞広告、新聞の折り込みチラシ、そしてラジオやテレビ、インターネットなどといったものである。

 

これらはそれぞれに特徴を持つ。

 

料金もそれぞれだし、広告効果もそれぞれだ。

 

なので、自社の商品やサービスを販売するために、どういうメディアを使えばいいかは、慎重に選ぶ必要がある。

 

自社の商品やサービスのためのメッセージが、狙ったターゲット顧客に届くかどうか、それを考える必要がある。

 

広告メディアのいろいろ

広告メディアには、いろいろある。

 

ラジオ、新聞、雑誌、テレビ、ケーブルテレビ、衛星テレビ、、ダイレクトメール、屋外広告、看板、電話帳広告、テレフォンマーケティング、掲示板、ノベルティ(販促グッズ)、トレードショー、展示会、町内回覧板、クラブ参加、こうしてあげてみると、様々なメディアがある訳だ。

 

で、これらをメディアの大きさによって二つに分ける。

 

新聞、雑誌、ラジオ、テレビ、屋外広告、ダイレクトメール。

 

これらはマスメディアを使ったマーケティングになるので「マスメディア・マーケティング」と呼ぶことにする。

 

どちらかというと、大企業や資金力のある企業のためのマーケティングと言うことになる。

 

チラシ・パンフレット、案内広告、サイン、電話帳、テレアポ、訪問。

 

これらは、マスメディアを使わないマーケティングで、「ミニメディア・マーケティング」と呼ぶことにする。

 

チラシやパンフレットなどは、(デザインや広告効果を考えなければ)小さな広告会社でも作れるものだから、大企業でなくても構わない広告メディアと言うことになる。

 

案内広告は、近くの駅やバス停などだけにだせばそんなに驚くほどの費用はかからないので、ミニメディアと言うことになる。

 

『ゲリラマーケティング』の本は、1990年代の本なので、インターネットや電子メールに関してはあ取り上げていないので、ここへさらにインターネットや電子メールなどもマーケティング手段として加わってくるわけだが、こちらはどちらかというと、ミニメディアになるのかも知れない。

 

ゲリラマーケティングは、小さなお店や小企業のためのモノだから、原則的には、ミニメディア・マーケティングでやることになるだろう。

 

NEXT:広告と商品の相性とは?

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